みんなが安心・安全で暮らせる家づくり

防音区画改善工事とは、バリアフリー対応住宅や身体障害者、要介護者等が居住する住宅を対象に行う工事です。

障害者に優しい国ランキングというのがあることをご存知でしょうか？
その中で日本は何位だと思いますか？・・・日本はなんと18位です。
この結果、私は意外に思いました。もっと上位だと思っていたからです。

子供から学校での出来事を聞いていると「学校に車いすバスケの選手が来て、一緒に体験した」とか「点字ブロックについて学んだ」など、バリアフリーや福祉体験に小学校が積極的に取り組んでいるように感じることがよくあります。体験を通じて、困っている人に寄り添う思いやりの気持ちを持つことの大切さ、様々な配慮や工夫でみんなが安心で快適に共生できるバリアフリーな社会つくりに理解を深めてほしいものです。

ランキングの結果はというと、1位フィンランド、2位スウェーデン、3位デンマークと見事に上位3位は北欧の国が占めています。
北欧の国は法律の整備を行い、高齢者や障害者に配慮した住宅機能が普及し、高福祉の国と言われています。国民が高い税を負担する代わりに、介護や医療、教育などの社会保障サービスが国民に普遍的に提供される国づくりが行われています。
社会の高齢化に伴い、安全・安心で住める環境をつくることは、今後ますます重要な課題となるでしょう。対象者はもちろん、介助者も介護しやすい環境で、住んでいる皆にやさしい家づくりのお手伝いが出来たらうれしいです。